大腸ポリープ
大腸ポリープ
「大腸カメラ検査でポリープが見つかった」と聞くと、多くの方が不安に感じられることでしょう。しかし、大腸ポリープの発見は、将来の大腸がんを予防するための大切なチャンスです。
千葉市花見川区の「いまにし医院」では、内視鏡専門医がポリープの種類を正確に見極め、がん化リスクが高いポリープをその場で切除することで、大腸がんの発生そのものを予防します。当院は、患者様の「苦痛に最大限配慮」した内視鏡検査と治療を追求し、安心して検査を受けていただける環境を整えています。
大腸ポリープは、大腸の粘膜上に突出してできる病変の総称です。多くは自覚症状がなく、健康診断や大腸内視鏡検査で偶然発見されることがほとんどです。
大腸ポリープは、その性質によっていくつかの種類に分けられ、それぞれがん化のリスクが異なります。
大腸腺腫
最も一般的なタイプで、良性のポリープですが、時間の経過とともにがん化する可能性があるため、「前がん病変」と見なされています。
鋸歯状病変
近年注目されているタイプで、見た目が平坦なものが多く、こちらもがん化リスクがあると考えられています。
過形成性ポリープ
基本的にがん化のリスクは低いとされています。
炎症性ポリープ
腸炎の治癒過程で生じるポリープで、通常はがん化のリスクはありません。
大腸がんの約8割は、良性の腺腫性ポリープから発生することがわかっています。この過程は「アデノーマ・カルチノーマ・シークエンス(腺腫からの発がん)」と呼ばれ、ポリープががん化するまでに5〜10年ほどの時間がかかるとされています。
この「時間の猶予」があることが、大腸内視鏡検査が非常に重要である理由です。ポリープの段階で発見し、切除することで、大腸がんの発生を効果的に防ぐことができます。
大腸ポリープの診断には、大腸内視鏡検査が不可欠です。当院では、最新の内視鏡技術であるNBI(狭帯域光観察)を用いることで、ポリープの色や表面の模様を詳細に観察し、がん化リスクの有無を正確に見極めます。
当院では、がん化リスクの高いポリープは、その場で内視鏡的に切除することをお勧めしています。治療は、ポリープの大きさや形状に応じて最適な方法を選択します。
ポリペクトミー
ポリープに対して、ワイヤーを引っ掛けるなどして切除する方法です。
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
平坦で2cm未満の病変に対し、生理食塩水等を注入して病変を浮き上がらせてから切除する方法です。
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
2cm以上の大きな病変や、EMRでは切除が困難な病変に対し、病変を一括で切除する高度な治療法です。
当院では、ポリープ切除を患者様やポリープの状態に合わせて日帰りまたは入院で行っています。切除に伴うリスクなどを含め、当院での切除が困難と考えられる場合は専門病院を紹介させていただきます。当院は地域の専門病院と密に連携しています。
ポリープ切除後は、出血や穿孔といった合併症を予防するために、数日から2週間程度の安静と生活制限が必要です。
運動
腹圧がかかる激しい運動(マラソン、筋トレなど)は控えてください。
食事
刺激物や脂質の多い食事、アルコールは控え、消化の良いものを中心に摂りましょう。
当院は、内視鏡検査への不安を抱える患者様に配慮し、以下のような体制を整えています。
完全無送気軸保持挿入法
当院で行われている検査方法で、一般的に行われている従来法(ループ挿入法)と比較して、大腸カメラ挿入に伴う疼痛を最小限に抑えることが可能な検査技法です。
鎮静剤の使用
ご希望に応じて鎮静剤を使用し、眠っている間にリラックスした状態で検査を受けていただけます。
炭酸ガス送気装置
検査後にお腹が張る原因となる空気を、速やかに体外へ排出される炭酸ガスに置き換える装置を使用しています。
土曜・日曜診療
忙しい方でも通院しやすいよう、土曜日の午後と日曜日の午前も診療しています。
ポリープを切除することで、将来の大腸がんリスクを大幅に下げることができます。健康診断で「要精密検査」の通知を受け取った方や、血便などの症状がある方は、決して放置せず、早めに当院にご相談ください。
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